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kengo-saito-1インド古典音楽をシタールで、アフガン伝統音楽と他ワールドミュージックをルバーブで演奏するフランス、パリ市近郊在住日本人音楽家

 

東京八王子市生まれ。埼玉県鶴ヶ島市で15歳まで過ごした後アメリカ・ペンシルヴァニア州ランカスターで高校時代を終える。音楽は西洋クラシックとロックなど(バイオリン、ギター)を学んだ後、ジャズと東洋・中近東伝統音楽に興味を持つ。特にインド古典音楽に魅せられ1998年インドにてタブラ(打楽器)を始める。その後フランスで画家志望として国立美術学校(ボザール)に通いながらシタール(弦楽器)も始めるがその後中途、パリでバイト生活しながらシタールを地元で習う中、渡欧中の巨匠シタール奏者、クシャル・ダス氏に出会いワークショップに参加。それからシタールを本格的に習得するため何年も定期的にインド、カルカッタへ訪問、師の下でレッスンを受け続ける。

2004年にアフガニスタンの楽器ルバーブを手に入れ独学で弾く。その後ドイツ在住のアフガン伝統音楽の名匠ダウード・サドザイ氏(ルバーブの王と呼ばれたモハンマド・オマール1905-1980の弟子)に出会い彼の下でアフガン伝統音楽を学ぶ。

2006年から、ヨーロッパ、香港、中国、インド等で演奏活動(世界伝統音楽コラボ、インド古典、アフガン伝統、北インド古典カタックダンス、ジャズ等)を行う。作曲家としても活動。2010年にユネスコ・パリにてアジア伝統音楽ミュージシャンの代表として少数グループを指揮し自作曲を発表。2011年には日本東北震災のチャリティーコンサートを企画し自分のグループと共に自作曲で公演。また日本人としてのアイデンティティーを追求しながら日本民謡、童謡などをアフガニスタンの楽器ルバーブで編曲・アレンジをした祖国を感じさせるユニークな企画を作る。ソロアルバム第一弾、『ジャパニスタン』はイギリスの有名な音楽雑誌、ソングラインから『このCDは手練、ニュアンス、味の良さを持つ正しいフュージョンとしての例の一つだ。』と評価された。


伝統音楽の価値を重視すると同時に、現在の平和と調和に基づいた文化交流社会に反映するコラボレーション、また新たな可能性とクリエイティヴィティーにチャレンジするミュージシャンである。